フランスの自動車大手、ルノーは5月22日、『エスパス』、『ラグナ』、『セニック』の後継車を、2014年からフランスで生産すると発表した。
これら3車の後継車計画は、フランスのドゥエーにあるジョルジュバス工場の改修プランの発表に合わせて行われたもの。ルノーは同工場に4億2000万ユーロ(約560億円)を投資。工場の設備を刷新し、新型車の生産に備える。
ルノーの発表によると、ジョルジュバス工場には2014年から、5種類の車種をひとつのラインで組み立てられるフレキシブルなラインを導入。高い生産クオリティも実現する工場にするという。
この5車種とは、エスパス、ラグナのハッチバックとワゴン、セニックの標準ボディとロングボディを指す。すでにジョルジュバス工場では、改修工場に着手。
ルノーグループのThierry Bollore上級副社長は、「工場改修の目的は、新セグメントへの参入。それはエグゼクティブな車だ」と述べている。