古河電工子会社、フィリピンに日本向けワイヤーハーネスの新工場を建設

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古河電工の子会社である古河ASは、ワイヤーハーネスの生産体制増強を目的として、フィリピンに新工場を建設すると発表した。

古河ASは、フィリピン・バタンガス州のFURUKAWA AUTOMOTIVE SYSTEMS LIMA PHILIPPINES INC.(FALP)を2012年1月に設立。今回、既存工場に隣接する土地に新工場を建設する。

2014年1月には操業を開始し、ワイヤーハーネスの増産体制を構築。2015年までには、既存工場も含め、売上高は現在の2倍の約120億円を見込む。なお、FALPにおける2015年までの総投資額累計は約50億円。また、人員についても2014年末までに約5000人体制とする予定。

フィリピン生産拠点の増強は、今後増加が見込める日本向けワイヤーハーネスの生産が主目的で、同社では中国等の賃金高騰や労働争議などの生産リスクを回避するための重要な受け皿拠点としても位置付けているという。

《纐纈敏也@DAYS》

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