三菱農機、小型汎用コンバインが農林水産省「農業新技術2013」を受賞…5月15日発表

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三菱重工は、同社の汎用機・特車事業本部のグループ会社である、三菱農機の小型汎用コンバイン「VCH650」が、農林水産省の「農業新技術2013」に選定されたことを5月15日に発表した。

「農業新技術200X」とは、農林水産省が農業関係の試験研究機関による農業技術に関する近年の研究成果の中から、早急に普及すべき重要なものを毎年選定するもので、本年は、三菱農機の小型汎用コンバインを含む5つの技術が選定された。

今回受賞となった小型汎用コンバインは、生研センター(農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター)との共同開発で、機体の小型化により4トントラックへの積載や、一般公道の走行が可能となったほか、1台で稲・麦・そば・大豆など多様な作物が収穫できるという特徴から、大型機械の搬入が難しい全国の中山間地域や小規模区画地域等で多品目栽培が可能になったことで、農業生産の経営改善に寄与することが今回の受賞につながった。

《平泉翔》

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