国土交通省が発表した1月の航空輸送統計(速報)によると、国際線の定期航空の旅客輸送人数は前年同期比9.4%増の118万1000人、人キロベースで同11.3%増の52億9198万4000人キロだった。旅客輸送の座席利用率は72.8%だった。
中国路線は同14.2%減となったものの、韓国が同19.8%、その他アジアが同20.2%増、米大陸が同23.1%増、オセアニアが同13.3%増と好調だった。
貨物輸送量はトンベースで同19.4%増の8万8445トン、トンキロベースで同14.5%増の4億7075万9000トンキロだった。
重量利用率は67.4%だった。
国内定期航空は旅客輸送人数が同5.5%増の640万7000人、人キロベースで同6.6%増の58億5251万6000人キロだった。座席利用率は57.5%。
幹線では、羽田~那覇、福岡~那覇、関西~新千歳などが好調だった。
貨物輸送量はトンベースで同3.2%増の6万3765トン、トンキロベースで同6.9%増の6803万1000トンキロだった。重量利用率は35.4%だった。