NASA(米航空宇宙局)は、5月9日に、国際宇宙ステーション(ISS)の給電系統8系統のうちの1系統で機器を冷却するための冷媒であるアンモニアの漏洩が発生したと発表した。
現在のまま推移すると、48時間以内に、1系統の冷却機能が失われるレベルに達することが報告されている。これによる、軌道上のクルーの健康状態・安全に影響は無いとしてい。
また、この給電系統が停止しても、ISS「きぼう」の運用・利用に影響も無いものの、給電能力低下が長期化する場合、給電能力の範囲内で実験などを継続するため、国際間で運用計画の見直しを調整して対応することになる。