野党連合・人民同盟(PR)のリーダーを務めるアンワル・イブラヒム元副首相(人民正義党=PKR顧問)は、5日に行われた総選挙の結果は受け入れられないと言明。
ただし議員宣誓式はボイコットしないと述べた。
7日にPKR党本部で記者会見を開いたアンワル氏は、総選挙における不自然な行為に関する調査チームを独自に結成すると表明。28以上の選挙区で選挙集計結果に重大な疑義があると指摘した。その上でPRの友党や公正な選挙を求める民間組織「BERSIH2.0」と協力して、選挙不正に関わる証拠集めを行なっていることを明らかにし、近く公表する考えを示した。