【AMAスーパークロス 最終戦】ボウワーズとトマックが勝利…250SXクラス東・西地区

モーターサイクル エンタメ・イベント
サム・ボイド・スタジアム
  • サム・ボイド・スタジアム
  • ケン・ロクゼン
  • ウィル・ハーン
  • タイラー・ボウワーズ
  • イライ・トマック
  • マーヴィン・ムスキン

AMAスーパークロスの最終戦は5月4日にラスベガスのサム・ボイド・スタジアムにて超満員の観客を集めた中で行われ、250SXクラスは西地区と東地区のそれぞれ第9戦が行われ、西地区はイライ・トマック、そして東地区はタイラー・ボウワーズが最終レースに勝利した。

西地区の決勝ではゲイコ・ホンダのトマックに続いてレッドブル・KTMのケン・ロクゼンが2位となり、さらにマーティン・ダバロスとカイル・カニンガム、ライアン・サイプスがそれぞれ3位・4位・5位でフィニッシュした。

これによって250SXクラス西地区はケン・ロクゼンがわずかに2ポイント差で2位のトマックを抑え、今シーズンのチャンピオンとなった。

「チャンピオンシップに勝てたことは驚異的だ。自分はラスベガスでケリをつけるとテレビで公約して、嘘をつかなかった。チームに感謝しなければならない。2位以上でフィニッシュできなかった先週末を除いて、それは素晴らしい年だった」とチャンピオンとなったロクゼンは語った。

一方の東地区の決勝レースでは初勝利を飾ったタイラー・ボウワーズに続いてフランス人ライダーのマーヴィン・ムスキンが2位となり、続いてウィル・ハーン、ブレーク・ワートン、ギャビン・フェイスがそれぞれ3位・4位・5位でフィニッシュした。

これにより250SXクラス東地区はウィル・ハーンが3ポイント差で2位のマーヴィン・ムスキンを抑え、今シーズンのチャンピオンとなった。

「2008年に自分のキャリアをスタートして、今ここに至るまでに長い時間がかかった。何よりも先に、家族が自分をここまで押し上げてくれた。家族は最初の日からずっと支えてくれ、自分はそれを決して忘れはしない。ゲイコ・ホンダとのこの2年間で、自分は多くのミスを犯したが、チームは自分を信じてチャンピオンにしてくれた。チームの1人1人に感謝したい。ずっと前にこれを成し遂げたかったが、待つことは価値があった」とチャンピオンを決めたハーンは語った。

尚、AMAスーパークロスの2014年の開幕戦は、1月4日にアナハイムのエンジェル・スタジアムにて開催されることがすでに決定されている。

250SXクラス西地区第9戦結果

1.イライ・トマック(ホンダ)
2.ケン・ロクゼン(KTM)
3.マーティン・ダバロス(カワサキ)
4.カイル・カニンガム(ヤマハ)
5.ライアン・サイプス(スズキ)

250SXクラス西地区シーズン累積ポイント

1.ケン・ロクゼン(KTM)-185
2.イライ・トマック(ホンダ)-183
3.コール・シーリー(ホンダ)-148
4.ジェイソン・アンダーソン(スズキ)-139
5.マーティン・ダバロス(カワサキ)-134

250SXクラス東地区第9戦結果

1.タイラー・ボウワーズ(カワサキ)
2.マーヴィン・ムスキン(KTM)
3.ウィル・ハーン(ホンダ)
4.ブレーク・ワートン(スズキ)
5.ギャビン・フェイス(ホンダ)

250SXクラス東地区シーズン累積ポイント

1.ウィル・ハーン(ホンダ)-198
2.マーヴィン・ムスキン(KTM)-195
3.ブレーク・ワートン(スズキ)-171
4.ヴィンス・フリース(ホンダ)-118
5.ギャビン・フェイス(ホンダ)-116

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集