ヤマハ発動機は、5月5日にアゲダ・サーキットで開催された「2013モトクロス世界選手権MX1第6戦ポルトガルGP」で、モンスターエナジー・ヤマハのJ・ローランツが選手権ポイントを獲得したと発表した。
今年のグランプリサーキットの中でも最もハードなもののひとつに数えられるアゲダは、晴天に恵まれ、気温も上昇。訪れた1万5000人のファンを前に、ファクトリーYZ450FMを駆ったローランツは、第1ヒートが12位、第2ヒートが14位でそれぞれフィニッシュした。
コースには、アゲダ独特の赤土による深いわだちとたくさんのバンプができ、トップレベルのMX1レースが過酷な試練の場となった。3週間前のトレンティーノ・グランプリで軽い脳しんとうを起こしたMX1ルーキーのローランツは、この2週間トレーニングができなかったことが響いた。
ローランツはレース後「ひどい1日で、あまり言うことはない。次のレースを期待したいし、もっとしっかりと充分な準備をしたい」とコメント。
第6戦を終わってのローランツの総合順位は13位。