強引な横断、歩行者2人がはねられ死傷

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4月27日午前4時ごろ、京都府久御山町内の国道1号で、徒歩で道路を横断していた男女2人に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で42歳の女性が死亡。43歳の男性が重傷を負っている。

京都府警・宇治署によると、現場は久御山町野村村東付近で中央分離帯のある片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。男女2人は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

2人は近くの病院へ収容されたが、このうち42歳の女性が頭部強打でまもなく死亡。43歳の男性は足を骨折する重傷を負った。警察はクルマの運転していた男性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いている。

聴取に対して運転者は「気がついたら目の前に人がいた」などと供述しているようだ。現場は24時間を通して交通量の多い区間で、警察では強引な横断が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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