シンガポール航空、ヴァージン・オーストラリア航空の株式買い増し、出資比率19.9%に

航空 企業動向

シンガポール航空は、ヴァージン・オーストラリア航空の株式を9.9%追加取得し、出資比率を19.9%に引き上げることで合意した。

ヴァージングループが所有する株式を買い付ける。シンガポール航空は、2億5550万株を1株あたり48豪セント、計1億2260万豪ドルで取得する。

今回の株式取得は、オーストラリア外国投資審査委員会(FIRB)に認可を申請中。

シンガポール航空のゴー・チュン・ポンCEOは「顧客の様々な要望に応えるため、ヴァージン・オーストラリア航空とのパートナーシップを今後も強化する。今回のヴァージン・オーストラリア航空の株式の買い増しは、シンガポール航空がオーストラリア市場を重要視し、注力していくことへの一例でもあり、シンガポール航空は今後も、オーストラリアの激しい競争下にある航空市場で、果敢に変革を続けるヴァージン・オーストラリア航空をサポートする」とコメントしている。

シンガポール航空は、ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスへの資金注入により、2012年後半にヴァージン・オーストラリア航空の株式10%を取得した。

シンガポール航空とヴァージン・オーストラリア航空は2011年、コードシェア便運航、マイレージサービスの連動、ラウンジの利用、乗り継ぎをスムーズにするためのフライトスケジュールの調整、共同の販売・マーケティング活動など、包括的な長期間のパートナーシップ契約を結んだ。

《レスポンス編集部》

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