離婚を巡るトラブルから夫をボンネットに乗せて走行、妻を殺人未遂で逮捕

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大阪府警は4月6日、離婚を巡って口論になった夫をクルマのボンネットに乗せたまま、約1kmに渡って蛇行運転を繰り返したとして、28歳の女を殺人未遂の現行犯で逮捕した。夫にケガはなかった。女は「殺意は無かった」として、容疑を否認している。

大阪府警・東署によると、逮捕された大阪市大正区内に在住する28歳の女は、6日午後3時10分ごろ、大阪市中央区城見1丁目付近の路上で、夫である34歳の男性をボンネットに乗せたまま乗用車を蛇行運転。男性を振り落とそうとした疑いがもたれている。

2人は現場近くのホテルで離婚を巡っての話し合いを行っていたが、女が子供を連れて乗用車に立てこもった。男性が車外に出るように促したが、女はこれを無視してクルマを発進。男性をボンネットに乗せたまま、約50km/hの速度でクルマを走らせた。後に停止したところで男性はクルマから降り、通行人に対して警察へ通報を依頼。これを受けて現場に駆けつけた同署員が女を逮捕した。男性と子供にケガはなかった。

調べに対して女は「話し合いに嫌気を感じて立ち去った。殺意は無かった」などと供述。殺人未遂については否認しているという。警察では男性からも事情を聞き、事件発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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