4月5日、バーバー・モータースポーツ・パークで行われたインディカーのプラクティスで、シュミット・ピーターソン・モータースポーツのルーキードライバー、トリスタン・ヴォーティエが最速ラップの1分9秒0120を記録した。
セントピーターズバーグのデビュー戦で予選6位となった、2012年インディ・ライツとチャンピオンのヴォーティエは、このプラクティスで26人のドライバーをリードし、2位にはターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンが1分9秒0646のラップタイムで続いた。
ヴォーティエは、彼のNo.55の車が第2ターンでトラックを外れて砂利と砂のミックスに捕まり、リフトで引き上げられるまでセッションにレッドフラッグをもたらした。
「車にダメージを与えるようなことは無かったが、トラックに戻らせてくれなかった。彼等(オフィシャル)は僕をバリアーの後方に待機させた。プラクティスの終盤にトラックに戻ることができなくて、いらだたしさを感じたが、それは結果的に僕のミスだった。しかしその前に僕達は良いスピードを持ち、車は良い感じだった。」とヴォーティエは語った。
インディカーシリーズのディフェンディング・チャンピオン、ライアン・ハンター=レイは1分9秒1917で3位、チャーリー・キンボールが1分9秒2798の4位、そして昨年のバーバーの勝者であるウィル・パワーが5位の1分9秒2806のラップタイムをそれぞれ記録した。
このレースでシリーズデビューを飾るA.J.アルメンディンガーは、9位のラップタイムを記録し、トップから23位までの車は1秒の差しかなかった。
「あまりグリップがなかったが、これからの展開を見なくてはいけない。全体的にセッションはうまく行ったと思った。我々は車のバランスを改善しなければならない。」とアルメンディンガーは語った。