横浜ゴムは、4月9日から11日までの3日間、ドイツのハンブルグ・メッセで開催される「エアクラフト・インテリアズ・エクスポ2013」に出展すると発表した。
エアクラフト・インテリアズ・エクスポは、航空機の内装品や関連材料、最新技術などが一堂に会する世界的な展示会で、横浜ゴムは2005年から出展している。
今回の横浜ゴムブースでは、ボーイング757の内装アップグレードのためのレトロフィット(換装)モジュールや、ボーイング737次世代機向けラバトリーのアップグレードキット、ラバトリーの新しいコンセプトモデルなどを紹介する。
横浜ゴムは航空部品の分野でもタンク、断熱材、軽量複合材、ハニカム構造材など幅広い製品を製造、販売している。特に軽量複合材を利用したラバトリーモジュールで高い競争力を持ち、ボーイング757に続き2004年からボーイング737ファミリーにも独占供給している。加えて、航空会社向けに補修交換用のオーダーメイドでの開発なども行っている。
2010年には新たにボーイング747-8I向けに機内用階段を開発。高耐久で軽量、かつデザイン性に優れた点が高く評価されている。
エアクラフト・インテリアズ・エクスポは、毎年春にハンブルグ、秋にはアメリカで開催されている。機体メーカーや航空会社などに商品をアピールする最適な場となっており、昨年3月にハンブルグで開催された展示会には、500社を超える企業が出展し、多数の関係者が来場した。