JTB中部は、ゴールデンウィーク期間中の中部地区の旅行商品販売状況を発表した。海外旅行は前年同期比12.9%減、国内旅行が同1.8%増となっており、円安が進行していることも影響して旅行需要は国内にシフトしている。
中部8県のJTBグループ店舗の受注状況や国内旅行パッケージ商品「エースJTB」、海外旅行パッケージ商品「ルックJTB」の予約状況などを基に、今年のゴールデンウィークの中部地区における販売状況をまとめた。
今年のゴールデンウィークは、連休の間の平日が3日と昨年より1日長いことで、比較的分散傾向にある。
海外旅行の出発日のピークは連休後半の5月3日となっている。昨年伸張した韓国、中国は国際関係や環境問題の影響もあって前年を下回っていることから、全方面合計で同12.9%減となっている。
中部国際空港出発の海外旅行パッケージ商品で、販売人員の多い人気方面ベスト3は、1位が昨年3位のグアム、2位が昨年1位だった韓国、3位が昨年3位だったハワイとなっている。伸び率の順位では1位がタイで同102%増、2位がグアムで同25%増。
国内旅行は4月27日からの前半と、5月3日からの後半に旅行の分散化が見られ、ピークは5月3日、4日、4月27日の順。
国内パッケージ商品の販売人員は4月26日~5月6日で同0.1%増と、ほぼ前年並み。国内旅行は海外旅行に比べて間際に計画、申し込む傾向が顕著にあるため、今後申し込みが増える見通し。
人気方面ベスト3は、1位が東京ディズニーリゾート、2位が九州、3位が東京となっている。昨年は1位、2位が同じで3位は沖縄だった。
伸び率の順位では1位が東京で同32%増、2位が東北で同13%増となった。特に東京は、昨年5月22日に開業した東京スカイツリーが観光地として人気が定着、周辺の浅草や横浜方面の旅行が増加している。30周年を迎える東京ディズニーリゾートも依然として人気が高い。

