日本通運は、パナソニックの100%出資子会社であるパナソニックロジスティクスの株式66.6%を取得することで基本合意した。
日本通運とパナソニックは今後、具体的な検討を進め、最終契約書の締結を目指す。
日本通運は「グローバルロジスティクス企業としての成長」を基本戦略の柱と位置付け、高度化・多様化するグローバルビジネスのニーズに対応している。
パナソニックは、事業競争力強化の一環として、パナソニックグループの物流効率化を推進している。
今回、日本通運は、資本参加することで、電機業界の物流プラットフォーム構築の基盤となる会社を新たにグループに加える一方、パナソニックは、総合物流企業である日本通運のノウハウを活用し、パナソニックロジスティクスを通じたパナソニックグループの物流競争力を高める。
パナソニックロジスティクスは、日本通運の持つグローバルネットワークと、物流ノウハウを活用し、効率化に取り組むことで、成長性と収益性の確保を図る。
株式譲渡は今年7月ごろを予定している。