米国空軍横田基地、歳出削減で「日米友好祭」を無期限延期に

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横田基地。機体は米空軍C-130
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米国空軍横田基地は、米国防総省が歳出削減のため、米軍基地主催のエアショー中止を指導したのを受けて日米友好祭(基地開放行事)を無期限に延期すると発表した。

横田基地高官は、これに代わる形として2013年度に、地域交流行事の参加を検討することを表明した。

第374空輸航空団司令官マーク・オーガスト大佐は「友好祭は横田基地関係者はもとより、地域住民に意義ある行事で、難しい決断だった。予算が承認され、再開できる機会を楽しみにしている」とコメントした。

友好祭は、毎年2日間で10万人以上が来場、展示航空機やステージショーを楽しみ、アメリカンフードや文化を体験できる。2012年は、過去2年間で最大の17万8000人が来場した。

オーガスト大佐は「友好祭は米軍が、日本の方との友好を祝うために開催してきた。友好を存続しながら、地域と交流できる機会を模索していく」と今後の予定を示唆。

横田基地関係者は、近隣地域で開催される福生七夕まつり(福生市)、はむら夏まつり(羽村市)、昭島市民くじら祭(昭島市)、青梅市納涼花火大会(青梅市)、村山デエダラまつり(武蔵村山市)などの行事に毎年参加してきた。これら地元行事に加えて、基地が公認する各友好団体との交流行事にも活発に参加して地域友好を促進してきた。

《レスポンス編集部》

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