デンソーは3月16日、同社のグループ企業であるデンソーアイティーラボラトリ(東京都渋谷区)において、「デンソー・スマートテック・アワード2013」の入賞作品の発表と表彰式を開催。アワード参加者をはじめとする約70名が出席した。
このアワードは、自動車や家と連携して動作するスマートフォン用アプリを開発し、優秀と認められる応募者に与えられるもので、一昨年に開催された「デンソー・スマートテック・アワード2011」に続いて2回目となる。応募総数は93件で、アイデアの独創性および有益性、技術レベルを競い合い、審査の結果、イノベーション賞に「FC岐阜アプリ by AI Camp」、ソーシャル賞に「行列マップ」、テクノロジー賞に「ロケスマ」が決定し、その他8つのアプリについてジャンル賞が与えられた。
各アプリはデンソーが開発した「Navicon」に対応しているのも大きな特徴のひとつとなっており、入賞したアプリの中にはCAN情報を活かしたものも含まれ、車両側との通信することで新たな開発スキームが生まれたことは確かなようだ。