伊藤忠エネクスは、アスファルト販売事業の強化を図るため、同社2隻目となるアスファルトタンカー「Great Crane」の進水式を開催した。
同社は2012年以降、アスファルト基地を3か所(苫小牧、大阪、袖ケ浦)に新設、また同社初となるアスファルトタンカー「Black Dragon」を竣工した。これらの施策により、全国13か所のアスファルト基地を拠点に、北海道から九州まで日本全国を面でカバーできるアスファルト供給体制を構築した。
今回、3月15日、広島県の佐々木造船所にて進水式を行った新造船「Great Crane」は、2013年4月末に竣工予定となる。仕様は内外航併用船で、就航後は主に韓国-日本間を航海する予定。新たな物流機能を自社で保有することにより、さらにロジスティクス機能を拡充し、安定供給体制を強化する。