アメリカ海軍は3月16日、最新の潜水艦となるジョン・ワーナー(SNN 785)バージニア級潜水艦のキール(竜骨)に、コインを埋め込む式典を公開した。
この式典は航海の安全を祈る為の儀式として、進水式の次に大切なものとされている。そして今回の儀式では特別に艦の名称となったジョン・ワーナー氏のイニシャルを刻んだプレートが、キールに設置されることとなった。
2009年に開始されたこの377フィート(約115メートル)の全長を持つジョン・ワーナー(SNN 785)の建造は現在進行中で、艦尾やセール、艦首や他の内部コンパートメントは分離された組み立てユニットとして建造中である。
バージニア級の潜水艦を建造する為の議会の定めた法律に従い、ニューポート・ニュース造船がジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボート社とチームを組んでこの潜水艦の建造に当たっており、他の構成部分や部品などはアメリカ全土の下請け業者によって製造されている。