フランスの自動車大手、シトロエンが3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13で初公開したばかりのコンセプトカー、『テクノスペース』。同車の市販モデル、次期『C4ピカソ』が早くも予告された。
これは3月11日、シトロエンが公式サイトで公開した新たなブランドイメージ映像の中で明らかになったもの。2013年の後半に発表予定の時期C4ピカソの姿が、一瞬だけ披露されている。
テクノスペースは、シトロエンが近い将来市販する小型MPVを示唆したコンセプトカー。ボディサイズは、全長4430×全幅1830×全高1610mm。シトロエンによると、クラス最大級の室内スペースを備え、荷室容量はVDA計測法で537リットルと、クラスをリードするという。
現時点では搭載エンジンなど、メカニズムの詳細は公表されていない。PSAプジョーシトロエンが新開発したモジュラープラットホーム、「EMP2」を採用。CO2排出量は98g/kmと、高い環境性能が追求される。
シトロエンが今回公開したブランドイメージ映像からは、次期C4ピカソが、テクノスペースのとほぼ同じデザインで登場するのが見て取れる。