エアバスは、日本で100機目となるエアバス機を引き渡したと発表した。
100機目となったのはジェットスター・ジャパンの「A320」。エアバスの単通路型機、A320は日本での運航機数が急速に伸びている。
日本100機目を納入したジェットスター・ジャパンは2012年7月に商業運航を開始してから9カ月間で使用機材を10機まで増加させた。
エアバスが初めて日本の航空会社に引き渡した航空機は「A300B2」で1980年。
過去2年間でその引き渡し機数は、急速に増加している。2012年の日本でのエアバス機引き渡し数は16機だったが、2013年には約30機が日本の航空会社4社に引き渡される見込み。
エアバス単通路型機、A320の引き渡し機数は、全機エアバス機で運航を行っているLCC(格安航空会社)のビジネス拡大によって急増している。今後は、A320に加えてA330やA380も日本の航空会社に引き渡される予定。
エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は「エアバス機は日本の低コスト航空会社から大きな支持を得ており、市場シェア100%を獲得している」と述べた。