【ATTT13】ネクスコム・ジャパン、車載PCを展示

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ネクスコム・ジャパンの車載PC。
  • ネクスコム・ジャパンの車載PC。
  • デジタルサイネージなどへの利用が想定されている。
  • CPUは一般的なものを使用。
  • 低電圧で駆動するCPUを使用したモデルも。
  • SSDになったことで耐振動性能は向上した。
  • SIMカードスロットは2つあり、キャリアが変わってもシームレスに通信できる。
  • 筐体自体が巨大なヒートシンクとなっており、放熱性能を確保している。

ネクスコム・ジャパンはATTTの会場で、同社が販売している車載用PCを展示していた。高温や振動、変動する電圧など、PCにとっては劣悪な環境になりやすい自動車内でも使える耐久性を備えている。

同社の車載PCに使われているCPUは特殊なものではなく、インテルのCore i7やi5など、一般的なPCでもおなじみのもの。防塵対策もあってファンレスとなっているが、筐体全体をヒートシンクとする構造で冷却性能を確保したり、場合によってはクロックスピードの調整なども行っている。以前のモデルはHDDを搭載していたので振動や熱については厳しかったが、SSDを採用することで安定性は増しているという。

展示されていたモデルの中には2つのSIMカードスロットを備えたものもあったが、欧米では大陸横断中に国を越え、電話キャリアが変わることもあるので、複数スロットを搭載することはユーザーの利便性を高めている。

会場内のデモではデジタルサイネージ(バスの運賃表)などを中心としていたが、スペック的にはまだまだ余裕があるようだ。

《石田真一》

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