三井造船は、製品開発、製造技術を紹介した「三井造船技報」第208号を発行したと発表した。
「三井造船技報」は、子会社を含めた三井造船グループで新たに開発した製品や技術をタイムリーに紹介、顧客のニーズに対して適切なソリューションを提供する技術情報の発信を目的に年3回発行している。
今回発行した第208号では、一般の「技術論文・報告」として4編、「製品・技術ニュース」4件、「ホームページニュース」1件で構成する。
表紙には「技術論文・報告」で紹介する平水面上船型を考慮した波浪中の開発にかわる写真など3組を、裏表紙には3D CADデータを利用したリアルタイム測定を実現する測定機制御・結果評価ソフトウェア“メトロログX4を紹介している。
技術論文・報告ではほかに、半導体製造装置用ZCIH の商品化、低温排熱回収のための熱電発電技術の開発などを紹介。製品・技術ニュースでは、中低温熱エネルギー回収システム「VPC」や.濃煙熱気実火災訓練装置などについて掲載する。
ホームページニュースでは、三井-MAN B&W ディーゼルエンジンの累計生産8000万馬力達成を紹介する。