国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、2012年通年決算を発表した。売り上げは2,909.76億リンギとなり前年比で0.9%の増加となったが、純利益は590.62億リンギとなり同14.0%減少した。
12月末締めの第4四半期では、売り上げが767.66億リンギとなり、前年同期比で1.6%減少した。純利益は87.22億リンギとなり同45.0%の大幅減となった。
シャムスル・アズハル・アッパス会長兼最高責任者(CEO)によると、減益は南スーダンで生産を停止したことや、運転コストの上昇、有形固定資産の減損が影響した。また連邦政府への配当金は前年から30億リンギ減の270億リンギとする方針だ。