格安航空会社エアアジアは6日、インドの外国投資促進委員会(FIPB)より、インドにおける合弁企業設立の許可を取得したことを明らかにした。
インド政府は2012年9月、外国の航空会社が国内の航空会社株を49%まで買収することを認めると発表。今回の合弁の許可は、インドにとり初めての許可発行となった。
エアアジアの投資部門であるエアアジア・インベストメントがタタ・サンズ、アルン・バティア・オブ・テレストラ・トレードプレイスと共に合弁企業を設立する。エアアジアの出資比率は49%。エアアジアは、合弁企業設立のため1,500万米ドル(4,660万リンギ)を投資する予定だ。合弁企業はチェンナイを拠点に運航する。
エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、インドの航空当局に運航許可(AOP)の申請を行うとコメント。当初は年内の運航開始を見込んでいたが、5、6月に前倒しして運航開始したい意向を明らかにした。