インドのIT大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は、急速に発展するソフトウェア定義車両(SDV)分野での事業拡大を発表した。
TCSはドイツのミュンヘンとフィリンゲン・シュヴェニンゲンに2つの自動車向けデリバリーセンターを新設し、ルーマニアにエンジニアリングセンターを開設する。これらの新拠点は、世界の自動車メーカーが次世代モビリティソリューションへの移行を加速するための戦略的な動きとなる。
ドイツのデリバリーセンターでは、自動運転、インフォテインメント、安全システム、コネクテッドカー技術に対応するソフトウェア主導サービスの開発と展開を支援する。一方、ルーマニアのエンジニアリングセンターは、初期段階の開発とイノベーションを支援する高度な自動車ソフトウェアプラットフォームの設計と構築に焦点を当てる。