ヤマハ発動機は3月5日、オートバイ『ジョグCE50ZR』など計5車種のブレーキシューに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2011年2月19日~同年8月31日に製作された1万6128台。
ブレーキ操作を繰り返すとライニングが剥がれ、制動時にドラムとシューの隙間に噛み込んで意図した以上の制動力が加わり、走行安定性を損なうおそれがある。
全車両、ブレーキシュー一式を良品と交換する。
不具合発生件数は5件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。
なお、本件は2012年4月にリコール届出したものと同様の不具合で、新たな原因が判明したため、改善措置内容と対象範囲を見直して新たに届け出たもの。