全体相場は3日続伸。先週末の米国株高、円相場の軟調を受け、寄り付きから買いが先行。しかし、中国市場が下落し、円相場が強含みに転じたことから引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。平均株価は前週末比45円91銭高の1万1652円29銭と続伸。東証1部の売買代金は2日ぶりに2兆円台を回復した。自動車株は高安まちまち。日産自動車が1円高の945円と小幅ながら続伸。ホンダも10円高の3475円と続伸。マツダ、日野自動車がしっかり。一方、トヨタ自動車が5円安の4745円と続落。いすゞ、三菱自動車が続落し、スズキ、ダイハツ工業がさえない。富士重工が1393円で変わらず。大手3社はまちまちの動きとなったが、大手外資系証券では3レポートで社の買いを強調している。ホンダ系の部品メーカー、ショーワが16円高の984円と反発。中国生産の回復、為替差益などから業績上方修正、増配を期待する声が聞かれる。