2012年における投資誘致額(認可ベース)は過去最高の1624億リンギ(約4兆8400億円)となった。
ムスタパ・モハメド通産相が「2012年投資パフォーマンス会議」で明らかにした。2011年は1546億リンギだった。
昨年の投資誘致額の78%(1276億リンギ)が国内直接投資(DDI)で、22%(348億リンギ)が外国直接投資(FDI)だった。投資案件数は6442件となり、18万2841人分の雇用を創出した。
サービス業への投資額が1176億リンギ(5536件)で最も多く、全体の72.4%を占めた。2番目は製造業(410億リンギ、25.3%、804件)、3番目が一次産業(38億リンギ、2.3%、102件)だった。
地域別で最も投資を集めたのは、セランゴール州(234億リンギ)で、以下、▽サバ州(116億リンギ)▽クアラルンプール(97億リンギ)▽サラワク州(94億リンギ)▽ジョホール州(74億リンギ)--の順となった。
国・地域別のFDI誘致先は、日本が27.9億リンギ(62件)でトップ。2位以下は▽サウジアラビア(26.5億リンギ、2件)▽シンガポール(22.2億リンギ、109件)▽中国(19.8億リンギ、23件)▽韓国(16.4億リンギ、17件)--となった。
(※編集部注 1リンギット=29.82円 2013年2月28日現在)