中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)傘下の吉利汽車は、1月の世界新車販売の結果を公表した。
吉利汽車は、中国・浙江省に本拠を置く民族資本のメーカー。1986年に設立され、1997年から自動車事業に参入した。2003年からは、海外市場への輸出も開始。親会社の浙江吉利控股集団は2010年、フォードモーターからボルボカーズを買収したことで知られる。
同社の発表によると、1月の世界新車販売台数は6万3532台。前年同月比は67%増と、大幅増を達成した。
地元中国(台湾を含む)の1月実績は、5万5100台。海外市場への輸出分の1月実績は、8400台以上で、前年同月比は7%増と堅調だ。
1月の車種別の販売結果は、同社初のSUV、『GX7』が7306台を売り上げた。このGX7を含めた全球鷹ブランドは、全体で2万2482台を販売している。
2012年の同社の世界新車販売台数は、48万6000台。前年比は15%増と伸びた。とくに輸出が好調。2012年は10万0300台を海外市場へ出荷し、前年比は164%増と驚異的な伸びを示す。