エアバスは2月26日、両翼の装着を完了した『A350 XWB』が、次のテスト段階の為にフランスのトゥールースにあるA350 XWB FALの第30ステーションから第18ステーションに移送されたことを発表した。
A350 XWB航空機は構造的に完成し、ウイングレットと胴体下部のフェアリングパネル、主要着陸装置のドアを見せている。
航空機は最近、方向舵や昇降舵、補助翼やウイングスポイラー、着陸装置の出し入れといった動きを伴う要素の安定を検証する、各種の室内陸上テストに成功を収めた。
第18ステーションでの野外における次のテスト段階では、燃料レベルや燃料の流れ、密封性や内部燃料流通機能を含めた燃料タンクのテストや、胴体部への圧力テスト、無線装置のテストを行うことが予定されている。