ホンダ、北米本社機能をオハイオ州に集約へ

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ホンダの米オハイオ工場
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世界での収益の多くを、北米市場に依存するホンダ。同社が、最重要市場のひとつに位置付ける北米において、本社機能の大半を集約することが分かった。

これは2月22日、アメリカンホンダが発表したもの。同社の新人事の発表に合わせて、本社機能の集約計画が明らかにされている。

現在、ホンダの米国法人、ホンダノースアメリカの本社は、カリフォルニア州トーランスにある。アメリカンホンダによると、4月1日をもって、カリフォルニア州トーランスからオハイオ州メリーズビルに、本社機能の大半を移転する。

これに伴い、カリフォルニア州トーランスに勤務する幹部を含むおよそ50名の社員が、オハイオ州メリーズビルに転勤。ただし、カリフォルニア州トーランスには、引き続き、ホンダの米国市場における販売とマーケティング部門を残す。

これにより、ホンダは北米における本社機能を、ほぼオハイオ州メリーズビルに集約することが可能に。従来以上に、迅速な意思決定を図ることを目指す。

《森脇稔》

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