ボーイングは2月25日、イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)と共同開発を進めているイスラエルの弾道ミサイル防御において、その最初の飛行テストを無事に完了したことを発表した。
アロー3はイスラエルとアメリカ合衆国の協力によって開発された、アロー・ウエポン・システムの為の次世代の迎撃ミサイルであり、それはこれまでの迎撃ミサイルに比べ、より早い発射が可能であり、迫り来る脅威に対して地球の大気圏外の高度で迎撃することができる。
アロー・システムは世界初の運用可能な国家ミサイル防衛システムで、主要契約者であるIAIは、イスラエルにおけるシステムの最終調整と最終迎撃ミサイル組み立てに関して責任を負う。
ボーイング社はこのアロー3の共同開発の他に、アロー2のサービスに関わる幾つかの迎撃ミサイルの構成部分を供給している。