日本車輌製造は、直近の業績動向などを踏まえ、2012年11月9日に公表した2013年3月期の業績予想を下方修正した。
内訳として連結では売上高が前回予想から70億円減の880億円、営業利益が同27億円減の13億円、経常利益が同29億円減の14億円、当期純利益が同27億円減の11億円とした。
背景として、海外向け鉄道車両において売上の次期への繰り越しが見込まれること、および次期以降に売上計上が予定される海外向け鉄道車両において、仕掛品の評価減や受注損失引当金の計上が見込まれることなどによる。
なお、海外向け鉄道車両については、次期以降に売上計上する案件につき、見込まれる損失額を当期に計上することに加えて、米国イリノイ州の新工場の生産も軌道に乗るとし、次期以降は採算が改善され、連結業績に寄与するとしている。