日本通運は、国内海上定期航路のうち、北海道~東京~関西・四国航路の北海道~東京間に、4月から新造船「ひまわり7」で運航すると発表した。
「ひまわり7」は総トン数が約1万0500トンで、トレーラシャーシを約172台、乗用車約95台を搭載可能。航海速力は約23.0ノット。
同航路では現在、ROROコンテナ船「ひまわり1」「ひまわり2」「ひまわり3」を運航しており、東京・苫小牧・釧路・大阪・高松に寄港させている。今回、基幹航路でのサービス拡充を図るため「ひまわり3」の代替として総トン数で約3000トン大きい「ひまわり7」を新造、東京港と苫小牧港の間に投入する。
「ひまわり7」では、同型船である「ひまわり5」「ひまわり6」(東京~九州・瀬戸内航路)と比べ、約7%燃費削減を実現しており、環境に配慮したモーダルシフトの推進に寄与する。
同社では今後、顧客の多様化する物流ニーズに対応するため、国内海上輸送サービスの拡充を図る方針。