東海ゴム、インドの建機向けホース生産拠点で起工式

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集合写真に納まる TIH 関係者
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東海ゴム工業は2月19日、昨年12月に設立したインドの建設機械向け高圧ゴムホース製造・販売会社、Tokai Imperial hydraulics India(TIH)の新工場で起工式を行ったと発表した。

TIHは、同社グループとインドの大手ホースメーカー、Imperial Auto Industries(IAI社)との共同出資で設立した合弁会社。今回、インド北西部の首都デリー近郊にあるニムラナ工業団地(ラジャスタン州)にホース生産工場を新設するほか、南部のバンガロール(カルナタカ州)と北東部のカラグプール(西ベンガル州)に製品の組み立て拠点を設置する。

これにより、インドでの高圧ゴムホースの生産から組み立てまでの一貫生産体制を日系企業で初めて構築し、インド全土に点在する建機メーカーの生産拠点に対する迅速な製品供給を行う。

同社の産業用ホース事業の海外拠点は、2004年設立の中国、2013年春稼働開始予定のロシアに続く3か所目となる。

ニムラナ工業団地の新工場建設予定地で開かれた式典で、西村社長は「『安全第一、品質第一』の職場づくりとともに、高品質製品の納入を通してインド経済と地域社会の成長と繁栄に寄与したい」と意気込みを語った。

《村尾純司@DAYS》

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