F1ワールドチャンピオンを2度経験したミカ・ハッキネンは、今年メルセデスAMGがマクラーレンなどのトップチームと互角に戦うことはないと予想する。
かつて1990年代後期にハッキネンはマクラーレン・メルセデスで2度のタイトルを手にしたが、ここ数年間はメルセデスのブランドアンバサダーを務めている。シーズン最初のヘレステストが終わった時点で、メルセデスAMGの前途に悲観的な見解を示した。
「マクラーレンが今年も絶好調だという強い予感がある。ヘレステストを見る限り、メルセデスAMGは予想に反してトップスピードに乗ることができなかった。メルセデスAMGにとって今年もあまり良いシーズンとはならないのではないかな」
ただし、正確な予想は来週のバルセロナテストの結果を見てからにしたいとハッキネンは付け加えた。
「シーズン最初のテストというのは、いちかばちかのギャンブルとならざるを得ない。この結果だけで、チームのパフォーマンスを百パーセント判定するのは無理だ。 時期尚早だし、次のバルセロナテストの方がいろいろと興味深いものが見えてくると思う」