三井造船は、日本海水の赤穂工場(兵庫県赤穂市)向けに7000kW級ガスタービンコージェネレーション設備「MSC70」を受注したと発表した。
今年度は他社向けでも同型モデルを受注しているため、連続受注となった。
今回受注した「MSC70」は、米国ソーラータービン社製「Taurus70」を採用、ガスタービンガスタービン単体で発電出力7700kW、発電効率33.5%のクラス最高レベルの性能を持つコージェネシステムとしても高い総合効率を実現している。高い効率による省エネ性とコストパフォーマンスが評価され、今回採用された。
三井造船は、3~15MW中規模クラスの高効率ガスタービンコージェネレーション設備では国内トップシェアで、発電事業の重要な柱と位置づけている。
全国的な電力不足に伴って急増する電源セキュリティーに対する顧客要望に対応、今後も積極的な受注販売活動を展開する。