全体相場は反発。日銀の金融政策決定会合を控え、寄り付きは大型株を中心に買いが先行。金融政策の現状維持が決定されたことで、引けにかけてプラス圏での動きを維持した。平均株価は前日比55円87銭高の1万1307円28銭と反発。東証1部の売買代金は10日連続で2兆円を突破した。自動車株は高安まちまち。スズキが22円高の2331円と続伸。日野自動車が31円高の960円と反発し、いすゞ、ダイハツ工業がしっかり。一方、大手3社はそろって下落。日産自動車が17円安の933円と下げた。「ダットサン」ブランドを低価格車として復活させ、来年2モデルをインドネシアで発売すると報じられたが、円相場の下げ一服で引けにかけてじり安となった。 トヨタ自動車は15円安の4815円、ホンダも5円安の3510円と小幅続落マツダ、三菱自動車、富士重工がさえない。