ホンダは、カセットガス燃料により手軽で簡単に扱えるガスパワー耕うん機「サ・ラ・ダCG FFV300」を、3月上旬より発売する。
新製品は、中規模(30坪〜100坪)の畑で野菜づくりを楽しむ顧客向けに、自走式小型耕うん機FF300(ガソリン仕様)をベースに開発。家庭菜園のエントリーモデル「ピアンタ FV200」の上位モデルとして、FF300の優れた耕うん性能および操作性能はそのままに、使用燃料にカセットこんろ用のブタンガスを採用。エンジン始動や燃料の充填が簡単に行えるとともに、燃料の管理や長期保管もしやすくしている。
ガスボンベ1本(内容量250g)での連続運転時間は、1速作業で55分(48坪)、2速作業で50分(150坪)の耕うんを実現。バーチカルエンジンを機体中央へ低重心に配置し、同社独自の同軸・同時正逆転ロータリー「ARS」(Active Rotary System)を機体前方に配置することで、初心者でも簡単に深く耕すことができる。
また、工具なしでハンドルを折りたたむことができ、コンパクトに収納が可能。ホンダ『N BOX』シリーズや『フィット』への車載もできる。
価格は19万9500円。