脈拍計付き腕時計が登場…オムロン

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HR-500U
  • HR-500U
  • 運動時の運動強度を4つのトレーニングゾーンで表示
  • ワークアウト中の表示画面
  • ワークアウト後の表示画面
  • 使用イメージ

 オムロンヘルスケアは、手首に巻くだけでジョギングやウォーキング時の脈拍数を測定する脈拍計「オムロン脈拍計 HR-500U」を、2月20日から発売する。価格は14,800円。

 運動中の強度を知る機器として、胸にセンサーの付いたベルトを巻くタイプの心拍計が一般的だが、同商品は、手首に巻くだけでウォーキングやジョギング時の脈拍数を測定し、リアルタイムに表示する脈拍計。

 同社は、手首の甲の毛細血管から運動中の血流をとらえ、脈波を測定する光電脈波センサーを開発した。更に、光電脈波センサーがとらえた脈拍と、加速度センサーがとらえた歩行データから、腕の動きなど運動時の体動を除去するアルゴリズムを開発。これにより、ウォーキングや12km/hまでのジョギング時の脈拍数を、手首で測ることが可能になったという。

 また、脈拍数が最大脈拍数の何パーセントにあたるかで、ウォーキングやジョギング時の運動強度を「パワー、スピードを高めたい」「心肺機能を高めたい」「脂肪燃焼したい。持久力を向上したい」「ウォーミングアップ、クールダウンをしたい」の4つのトレーニングゾーンに分類。走りながらでも簡単に確認できるよう、赤・黄・緑・青の4色のランプでリアルタイムに運動強度を表示するので、運動の目的やレベルに合わせてペースを変えることもできる。

 運動開始時に、本体左側面のボタンを3秒以上押すと「ワークアウト測定」がスタート。リアルタイムに、脈拍数、消費カロリー、距離、ペース(測定開始からその時点までの1キロあたりを進む時間)を測定して表示する。運動終了後は、前回値表示により、ワークアウト1回分の脈拍平均値、脈拍最高値、消費カロリー、測定(運動)時間、距離、ペースを確認できる。本体は、附属のリストバンドに取り付けて手首の甲側にしっかりと巻きつける。本体は35gと軽量で、運動後は本体を取り外してリストバンドを洗うことができる。充電式リチウムイオン電池を内蔵し、約2.5時間の充電で、1日1時間のワークアウトで約8日使うことができる。

オムロンから腕時計型の脈拍計が発売…ジョギングやウォーキング時に!

《浦和 武蔵》

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