スズキの米国法人、アメリカンスズキモーターは2月1日、1月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1488台。前年同月比は1.1%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
2か月連続で前年割れとなったものの、減少率は2012年12月の24.2%から縮小。現在、スズキは米国市場において、事実上の在庫販売状態にある。そんな中では、健闘しているといえる。
アメリカンスズキモーターは昨年11月から、ローンを組んで新車を購入した場合、最大6年間、金利が0%になる特別キャンペーンを実施。これが新車販売にプラス要因として作用しているもよう。
スズキは2012年11月、アメリカンスズキモーターが破産申請することを公表。米国では四輪車の販売事業から撤退し、今後は二輪やマリン事業に特化していくと発表した。
アメリカンスズキモーターは、「米国市場からの撤退の準備は進行中。1月の販売結果は、在庫販売を示すもの」と説明している。