エーデルマン・マレーシアが実施した情報の信頼度に関する調査で、マレーシア人の多くがオンラインで得る情報を高く信用していることが明らかになった。
調査は2012年10月16日から11月29日の期間にオンライン・インタビュー形式で行われた。
「エーデルマン・トラスト・バロメーター2013」によると、検索エンジンで得られた情報の信頼度が最も高く、既存のメディアやソーシャル・メディアを通じて発信される情報への信頼度も高い。
企業や機関は、ウェブポータルやニュースレター、動画投稿サイト「ユーチューブ」や「ツイッター」などを活用し、情報を発信することが今後必要となってくる。
回答者の26%がビジネス・リーダーが真実を述べていると信用していると回答したのに対し、政治家の発言への信頼度は21%に過ぎなかった。
エーデルマン・マレーシアは、企業や政府はマネジメント・アプローチを転換する必要があり、従業員や消費者、活動家や専門家などの意見、フィードバックをより参考にすることが重要だと指摘。マレーシアで最も信用されている機関としては非政府組織(NGO)が挙げられるとし、回答者の76%が信頼していると答えたという。