愛知環状鉄道が開業25周年の写真展開催

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1月31日に25周年を迎えた愛知環状鉄道。1988年の開業時は国鉄101系の部品を再利用した100系電車が投入された。
  • 1月31日に25周年を迎えた愛知環状鉄道。1988年の開業時は国鉄101系の部品を再利用した100系電車が投入された。
  • 愛知万博開催記念のヘッドマークを掲出した100系(2005年)。この年の11月、新型の2000系導入に伴い100系全車が引退し、一部の車両はえちぜん鉄道に譲渡された。

愛知環状鉄道は、1月31日の開業25周年を記念して「愛知環状鉄道25年の歩み」写真展を開催している。2月28日まで中岡崎、新豊田、瀬戸市各駅の改札内コンコースで展示する予定。2月7日までは列車内の広告枠でも写真を展示する。

現在の愛知環状鉄道線は、岡崎~新豊田間19.5kmが国鉄岡多線として1976年までに開業。引き続き新豊田~高蔵寺間25.8kmの延伸工事が進められたが、国鉄の経営悪化から全線を第三セクター化することになり、1986年に愛知県や沿線自治体などが出資する愛知環状鉄道が設立された。

1987年4月1日の国鉄分割民営化に伴い、開業区間が暫定的にJR東海に引き継がれ、翌1988年1月31日には延伸工事区間を含む岡崎~高蔵寺間全線が愛知環状鉄道の運営に移行した。その後は中京圏の近郊路線として輸送人員が増加し、一部区間では複線化を実施するなどして輸送力を強化している。

《草町義和》

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