彗星のような尾を引く金星の電離層…ESA

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金星の電離層
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1月29日、欧州宇宙機関(ESA)はESAのビーナス・エクスプレス宇宙船が撮影した、太陽風の影響下にある金星の電離層の比較イメージを発表した。

このビーナス・エクスプレス・宇宙船が2010年8月に撮影したイメージは、通常の太陽風の状態(左)と、軽減された太陽風の活動状態(右)での金星の電離層の変化を示している。黄色のラインは金星の電離層と影響し合う、太陽磁場を投影したものである。

ビーナス・エクスプレスは金星の周りを、楕円を描く軌道で毎24時間周回し、北極から250キロメートルと南極から66000キロメートル上空を通過する。この観測はビーナス・エクスプレスが金星の中心から15000キロメートル内で、惑星の夜側にて行われた。

ビーナス・エクスプレス宇宙船は、2つの金星の半径内で測量を行ったとはいえ、この発見は電離層が太陽風の強さが軽減された期間に、さらに長い距離に渡って延長されていることを示唆している。
《河村兵衛》

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