ANA、国内線2月12日・国際線2月18日まで787の運航見合わせで379便が欠航

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ボーイング 787(ANA)
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全日本空輸(ANA)は、国内線で2月12日、国際線で2月18日までボーイング787型機の運航を見合わせ合計379便を欠航とすると発表した。

787型機は、バッテリーの発火や燃料漏れなどのトラブルが相次いで発生、航空当局が航空会社に787型機の使用を取り止めるよう命令したのを受けて、ANAも787型機の運航を停止している。

ANAでは787型機を使用していた路線について、他の機材の調達や、欠航するなど、数日ごとに機材をやり繰りして運航計画を決めてきた。しかし、787型機のバッテリートラブルの原因調査には時間がかかる見通しで、787型機の使用停止は長期化する見通し。787型機の使用再開には時間がかかると判断して、これを前提に2月中旬までの運航計画を決めた。

今回、2月18日まで使用を取り止め、国内線は羽田発着便を中心に245便、国際線は東京(成田)~サンノゼ線、羽田~フランクフルト線など、合計134便を欠航にすることにした。乗客2万4000人以上に影響が出る見通しで、ANAの業績にも多額の損失が出る見込み。

国内線は2月1~12日に245便、国際線は2月1日~18日に134便が欠航となる。

2月13日以降の国内線、19日以降の国際線の運航見通しは後日公表する。

《レスポンス編集部》

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