主要地下鉄通信速度比較調査、Android、iPhoneともにauが優位…MMD研調べ

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2013年1月Android端末、iPhone5 全国主要地下鉄通信速度比較調査
  • 2013年1月Android端末、iPhone5 全国主要地下鉄通信速度比較調査
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MMD研究所は、Android端末、iPhone5を対象に、全国主要都市の地下鉄ホームにて、「2013年1月Android端末、iPhone5 全国主要地下鉄通信速度比較調査」を1月9日〜21日に実施、その結果を発表した。

調査は、札幌(3路線49駅)、仙台(1路線17駅)、東京(13路線290駅)、名古屋(6路線100駅)、大阪(8路線123駅)、福岡(3路線36駅)の合計6都市34路線615駅のホームにて、ドコモ「Optimus G L-01E」、au「AQUOS PHONE SERIE SHL21」「iPhone5」、ソフトバンク「MOTOROLA RAZR M 201M」「iPhone5」の計5台を使用し、4G/LTEの捕捉状況、並びに通信速度テストを実施した。

Android端末の4G/LTEの捕捉状況については、auが615駅中598駅(捕捉率97.2%)と最も捕捉状況が高く、全国主要地下鉄駅で4G/LTEを捕捉した。次いでドコモが298駅(同48.5%)となり、ソフトバンクは49駅(同8.0%)という結果となった。

iPhone5の4G/LTE捕捉状況については、auが615駅中567駅(同92.2%)、ソフトバンクは67駅(同10.9%)であり、Android端末同様にauの4G/LTEが最も高い捕捉状況だった。

なお、Android端末の通信速度については、auがダウンロード平均24.47Mbpsと最も速く、ソフトバンクが9.67Mbps、ドコモが6.39Mbpsと続いた。iPhone5の通信速度についても、auがダウンロード平均12.40Mbpsで、ソフトバンクの8.64Mbpsよりも速い結果となった。

全体として、現時点での全国主要地下鉄駅において、auがAndroid端末、iPhone5ともに90%以上の駅で4G/LTEを捕捉し、ネットワークが最も整備されていた。

《纐纈敏也@DAYS》

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