1月23日、NASAは近々国際宇宙ステーションで行われるテスト本番に向けて、ロボット燃料補給ミッションが進展している様子を公開した。
ロボット燃料補給ミッションのパワフルで精巧なツールは、老朽化した宇宙船の活動寿命を延ばすといった長期飛行を行なうハードウェアの管理の点で重大な変化をもたらす。
このロボットツールのテストは、給油バルブのキャップを保護しているセーフティ・ワイヤをカットし、キャップを捻って外した後に給油を行ってからキャップを捻って元に戻す、といった作業を寸分の狂いも無く確実に行うもの。
宇宙空間では空気の圧力が不足しているため、わずかな隙間から燃料が外に向けて吸い出されてしまうため、細心の注意を要する。この作業がロボット化されることによって地球周回軌道上の衛星や宇宙ステーションの管理がこれまでより簡易になる。