クライスラー 300SRT8、「走り以外にも贅を尽くした」

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クライスラー・300SRT8
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フィアットクライスラージャパンは、東京オートサロン13において、クライスラー『300』のフラッグシップとなる『300SRT8』の導入を発表した。3月2日より発売。価格は638万円から。

「300SRT8は、走りのみならず、あらゆる面で最高水準の贅を尽くしています」というのは同社マーケティング本部プロダクト・マネージャーの渡邊由紀氏。「インテリアにはスポーツ感を演出するカーボンファイバーアクセントがあしらわれ、インパネ、クラスターカバー、センターコンソール、ドア上部には、高級家具で名高いポルトローナフラウ社製のフォリーニョレザーを採用。また、ホールド性の高いシートは、ナッパレザーと通気性に優れたスウェードの上質感漂うコンビシートを使用しています」という。

さらにスピーカーは、「ハーマンカードン社製の高性能、高効率のグリーンエッジスピーカーを採用し、合計で19基のスピーカーがキャビン内に圧倒的なサウンドを響き渡らせます」。これらの高級装備に加え、「アダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニターなど、70を超える安全装備も搭載しています」と述べる。

カラーバリエーションは、「3層仕上げのパール塗装ペイントのアイボリートライコートパール。ブラック、そしてグレー系のグラナイトクリスタルメタリックの3色をボディカラーとして用意しました。内装はアイボリートライコートパールには、ブラックのシートが用意され、ブラックとグラナイトクリスタルにはレッドカラーのシートを用意しました」

発売日は、「3月2日、638万円と装備が充実しているにも関わらず、先代と比較すると約100万円も安い価格設定となっています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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