2012年、倒産件数3年連続マイナスも負債総額は2年ぶりのプラス…帝国データバンク

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年別件数推移
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帝国データバンクが発表した2012年の全国企業倒産によると、倒産件数は前年比2.1%減の1万1129件、負債総額は同9.0%減の3兆7742億9400万円だった。

倒産件数は、3年連続で前年を下回ったものの、6年連続で1万件を上回った。四半期別では、第2四半期以降3期連続で前年同期比減少、月別では増減を繰り返しながら合計8か月で前年同月比減少となった。主な要因は、中小企業金融円滑化法をはじめとする各種金融支援策の効果で倒産の減少が続いたことや、復興需要により建設業が大幅に減少したことなど。

負債総額は、2年ぶりに前年を上回り、四半期別では第1四半期と第4四半期が前年同期比増加、月別では合計7か月で前年同月比増加となった。負債トップはエルピーダメモリの4480億3300万円。負債100億円以上の大型倒産は35件と4年ぶりに増加した。

業種別に見ると、建設業(前年比10.1%減)、製造業(同5.3%減)、サービス業(同1.6%減)の3業種で前年を下回った。一方、運輸・通信業(同5.2%増)、卸売業(同4.9%増)など4業種では前年を上回った。

主因別の内訳を見ると「不況型倒産」の合計は9372件だった。構成比は84.2%で、前年を0.1ポイント下回ったものの、高水準が続いている。

地域別に見ると、関東、近畿など6地域で前年を下回った。特に東北と中部は前年比2ケタ減の大幅減少となった。一方で、北海道、北陸、九州の3地域は前年を上回った。
《纐纈敏也@DAYS》

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